テスト目的

主に股関節と仙腸関節の異常を発見することを目的としたテストです。また、問題が腰にあるのか股関節にあるのかを見極めるためのテストでもあります。

テスト時、痛みが出る場合の症状

• 股関節に痛みが出る場合は、疾患の可能性があります。
• 仙腸関節（骨盤の骨である仙骨と腸骨の間にある関節）に痛みが出る場合は、仙腸関節性腰痛の可能性があります。

テスト方法

①患者を施術台に仰臥位（ぎょうがい：上を向いて寝た状態のこと）に寝かせます。

②片方の下肢（脚部）を胸に向かって曲げる。

③下肢を反対側の膝あたりに乗せます。

④そのまま膝を床に向かって股関節を押し広げていき、開き具合を確認していきます。